長谷川桜子の「目的別のおすすめハーブティー」その1

心身のトラブル、目的にあわせた、おすすめハーブティー1

頭痛をやわらげる

おすすめハーブティー

  • ローズマリー
  • ペパーミント
  • レモンバーム

ローズマリーの葉を利用するハーブティーは、精油と同じような効果があります。また、ミントの代表格であるペパーミントのさわやかな香りがもたらすリフレッシュ効果も見逃せません。他ではレモンバーム(メリッサともいいます)もおすすめです。頭痛の解消には水分の補給も大切なポイント。ハーブティーをたっぷりと楽しんでください。

目の疲れをとる

おすすめハーブティー

  • アイブライト
  • カモミール

アイブライトはその名前のとおり目のトラブルによいハーブです。疲れ目以外でも涙目や結膜炎などの炎症に効果を発揮、飲むだけでなく、煎じた液を布に染み込ませて直接湿布することもあります。また、カモミールの花を使うカモミールティは、疲れた目の神経をやさしくリラックスさせてくれます。

のどの不快感をやわらげる

おすすめハーブティー

  • エキナセア
  • カモミール
  • マロウ

根を利用するエキナセアは細菌やウイルスの感染症に使用されるハーブで、のどの痛みをやわらげます。マロウはマシュマロウと同属のハーブで、乾燥させた花と葉を使うハーブティ。
カモミールティも、のどの腫れや風邪でのどが痛いときに効果的です。

首のこりをほぐす

おすすめハーブティー

  • ジンジャー
  • ローズマリー

ジンジャーは東洋の漢方薬で使用される「生姜」と同じで、健胃や風邪の症状などによく使われますが、ここでは筋肉痛や筋肉疲労の改善作用に着目します。また、体を温めて血行をよくし、筋肉にたまった疲労物質を流してくれます。ローズマリーのハーブティは、オイルと同じく血液の循環促進を助けてくれるでしょう。

肩のこりをほぐす

おすすめハーブティー

  • メドースウィート
  • ダンディライオン(根)
  • ローズマリー

メドースウィートは西洋ナツユキソウともいい、胃のトラブルによく使われるハーブですが、筋肉や関節の痛みにも作用します。ダンディライオン(セイヨウタンポポ)の根には、疲労素を排出させる効果があります。ハーブティで水分をたっぷりとって、肩こりの元になる疲労物質を早く排出させましょう。