目的別のおすすめハーブティー２～長谷川桜子のアロマガイド

おすすめハーブティー

さわやかなペパーミントティには、オイルと同じように胃を活性化してくれる効果があります。また、カルダモンやフェンネルティもおすすめ。カルダモンは健胃効果が高く、フェンネルには吐き気を鎮める作用があります。フェンネルは「ウイキョウ」という名称で、和漢薬にも使われています。

おすすめハーブティー

カモミールティは、精神をリラックスさせてくれます。マシュマロウはお菓子のマシュマロの語源となったハーブ（実際にマシュマロの原料として使われていました）で、葉や種子も使いますが、とくに根の部分が腸のトラブルに効果的です。ジンジャーにも下痢などの消化器系のトラブルを軽くする作用があります。

おすすめハーブティー

便秘と下痢は正反対の症状ですが、腸の調子が悪くなって起こるトラブルという点で共通しており、フェンネル（漢方のウイキョウと同じです）、リコリス、マシュマロウにはいずれも腸のバランスを整える作用があります。便秘の解消には水分の補給がとても大切ですから、ハーブティをたっぷり飲んでください。

おすすめハーブティー

カモミールの花を使うハーブティはリンゴに似た甘い香りがあり、神経系をリラックスさせてくれます。ラズベリーリーフはラズベリーの実ではなく葉を利用するハーブティで、子宮の調子を整える効果があります。花としてなじみの深いマリーゴールドも、ハーブティに古くから利用されているものです。

おすすめハーブティー

ネトル（西洋イラクサ）はビタミンやミネラルを多く含むハーブで、関節の痛みを軽くする作用があります。もうひとつのセントジョーンズワートにも消炎と鎮痛作用があり、腰の痛みにも効果を発揮します。セントジョーンズワートは、切り傷やすり傷、軽いヤケドなどの治療に外用されることもあるハーブです。

おすすめハーブティー

むくみの元凶である滞った体液の排泄を促すためにも、ハーブティをたっぷり飲みましょう。レッドクローバー（ムラサキツメクサ）には血をきれいにする作用、ダンディライオン（セイヨウタンポポ）の葉には毒素をとって尿の出をよくする作用があります。また、ジュニパーベリーの利尿作用も見逃せません。